
クスノキとヤブニッケイの葉の違い
葉柄も太さ長さに差がある

クスノキの葉の裏
茶色っぽい所がダニの部屋

クスノキとヤブニッケイ
葉の付け根辺りでは 区別が付かない
葉柄はヤブニッケイがやや太く クスノキは細くしなやかなので
区別が付く
何と言っても精査すると クスノキには虫の部屋があるので
分かり易い(葉脈の分かれ目に多い)
ヤブニッケイにも葉脈上にニッケイハミャクイボフシなどが見られ
混同することも有るが、ダニ部屋は有力な区別点になる

上がヤブニッケイ 下がクスノキ (葉の表)
ヤブニッケイは少し肉厚でガッシリしている
側脈は緩いカーブ
クスノキは少し肉薄で軟らかい
側脈は大きくカーブし枝分かれした側脈が多い

上がクスノキ
下がヤブニッケイの葉裏
クスノキは葉縁が波打つ(ソヨゴに似る)
ただ、個体次第で ヤブニッケイと同じくらいに大きな葉のクスノキでは
ヤブニッケイかと思しき葉を持つモノも有る
葉脈のカーブやダニ部屋は良い指標になる
(個人的な感覚ですが)

クスノキの果実は真球形になるが、ヤブニッケイはやや細長くなる
いびつな形や茄子形、などはヤブニッケイのことが多い
これらのラッパ形の果柄の形は 何故か好き・・・・ (^_^);
「果実を支えています」といった形だからだと思うが
これも個人の感想
(薬の通販の常套句みたいになってしまった (v_v) )
「これらの記事は全て個人の感想です 大汗(-_-); 」