
啓翁桜
切り花で、正月飾りに頂いたが、花ももう終わり。葉が出始めた。

タチヒダゴケ(コダマゴケ)
樹皮の上に沢山見られ、当家では柿の木にびっしり。
ヒヨドリの嘴の清掃時に、こすれて落ちる事も有り、今年の雪では、枝の下の雪の上に沢山落ちていた。
人為的に取ったりするので 下の地面のあちこちに小さな塊で見ることが出来る
(写真もその一つ)
1月の柿の木の下

(黒々としたものが、削り落ちた苔)

ヤマボウシ
馬蹄形の葉痕が見られた

キクバオウレンの花芽を取ろうとしたら 白い小さな塊が~
苔の蒴かと思ったがよく見たらキクバオウレンの花だった。
普通の花の3分の1くらいの大きさ・・・雪の下で咲いたのだろう。
右はこれから見られる花花芽のカバーから 花柄が立ち上がる直前。
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貝の化石の話
貝の化石
化石といっても堆積層の砂地から採取
「大桑層(おんまそう)」と呼ばれる近くの地層で採取したモノ
柔らかい砂状の地層で100万年前の地層と言えば、貴重な貝に見えなくも無いが
今海辺で取れた様にそのままの形で残っている。
30数年も前に、宅地開発される場所の一部を、市の計らいで自由に採取する場所が設定され
家族連れが殺到して化石掘りが行われた。
壊れやすいので慎重に掘り起こし、家に帰ってクリーニングしたもの。

採取後、軒下に発泡スチロールの箱に入れ、ほとんど野ざらし状態だったので
劣化してきたが、まだまだシッカリ貝の形が分かるものもある。
この写真の二枚貝・・・触っていたら僅かに動いたので 力を入れたら
ぱかーんと上下に分かれた (@@;)

なんと中には100万年前(と言われている)砂がそのままの形で残っていた。
なぜこんな軟らかな砂が~と思われるかも知れないが、大桑層は柔らかい砂や泥の堆積層で
貝の化石の宝庫と言われているのだ。
参考 ウイキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%A1%91%E5%B1%A4PDF
http://akihisakitamura.la.coocan.jp/kaikaseki.pdf
大きなモノは発掘時に割れたりして 形を成さない。
採取当時はキセルガイのような巻き貝も沢山あったのだが、風化してかけらになって消えた(^_^);
いま思うと 沢山取っておけば良かったなぁと残念な気がする。
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