
メダカ池の水替えをしました。
まずは池の半分 画像右側の水を汲出します。
ホテイアオイはほとんど腐りかけていて、朽ちた根っこや本体が底に溜まって池は汚れています。
それはそれで
生き物にとっては必要なことなのですが~

画像左側の水を柄杓を使ってくみ取り、中のメダカなどが側溝へ流されないよう、編み目の細かい「ふるい」を通して
水を捨てます。写真は空になった池。
柄杓の辺りで池は左右二つに分かれていて、仕切りの凹みから、メダカは行き来出来るようになっています。
(満水時、二つの池を往来出来る)

側面の深緑色の部分は、糸状の藻がビッシリ付いています。
コレが強固に側面に食い込んでいて、結果的にコンクリートを壊していくのです。

「ふるい」の中にはメダカやトンボのヤゴが入ります。
写真は一時的に容器に待避したヤゴたちです。
清掃中の池で40匹ほどいました。
残りの池にもほぼ同数居ると思われ 想像では60から80匹ものヤゴが居ると考えられます。
トンボのヤゴの、この多さには自分もビックリでした。
とても小さいので孵化して日が浅い幼虫と思われます。
夏場、通常目にするときは もう少し大きいヤゴです。
ヤゴの頭が直線的で、図鑑で観るとシオカラトンボの系統のようです。
今まで産卵するシーンは良く見ましたが、こんなに多いヤゴが居たとは驚きです。
こんなちっぽけな水たまりですから~~~

水が無くなった池は少し痛んでいたので、応急的に石膏とセメントを混ぜて埋めました。
時間に余裕があれば撥水性コンクリート材を買ってきて補修すれば良いのですが、面倒なので
家にあった湿気ったセメントに石膏を混ぜて固まらせました。
半々で混ぜて水を入れて攪拌、数分で固まります。
湿気ったセメントだけでは固まりません。
石膏は後々水に溶け出すので、あまり役に立ちませんが10分で固まります。
(今まで)これでメダカが死んだ事は無いので石膏成分で死ぬことは無さそう(/_;)
乾くまで 空いた池の中にカメラを入れて、メダカ目線で上を写しました。
右側がコナラの木です。
モミジ類は鉢植です。

ホースは蛇口近くに置いたバケツに繋がっていて、いつでも水を供給できます。
ホースの口の先の凹みが、二つの池の通路で、ココをメダカが往来通行できるようにしています。

白い部分が補修したところです。
小さな白い柄杓の置いてある部分は、側溝へ水を流す貯め升です。
通常メダカが逃げないようにはしているのですが、大雨の時には水が溢れて貯め升へ流れるので心配です。
メダカは大きな雨の時には石の陰や水草の根元に隠れて、浮いてくることは無さそうです。

完全に乾いたとは言えませんが、30分くらい経って水を注入します。
仕切りの辺りにホースから水を流すと、程なくして新鮮な水(?)の方へメダカが移動したりします。
ここのところ、寒くなってからはメダカの動きは鈍かったのですが、注がれた新しい水の中では、活発に泳いでいます。
カルキ抜きの薬品も使わず、上水道をそのまま入れています。
ひょっとしたら? 化学薬品で苦しいので活発に動いているとも考えられますが、そうでは無いようです。(^^);

メダカが新しい水で大丈夫だと確認して,残りの池も水を汲み出しました。
コチラの半分はそのままでも良かったのですが、この先、冬の雪を避けるために木組みと塩ビ板で蓋をします。
暫く水替えを出来ないので、少し新鮮な水と入れ替えます。
ヤゴが棲むためには、底に泥が不可欠です。
そこでこちらの方は、水を少し残したまま、側面の藻類を少しとって、環境変化が少ないように配慮?
写真の右側には仕切りをして軽石や泥を残したままにしてあります。
(ヤブコウジの鉢が置いてあります~ココにはヤゴやメダカが潜んでいます)
満水時には池のどちらにも、ヤゴやメダカが好きな凹みへ移動できるようになっています。
コチラ清掃しない池ののヤゴは、数える機会が無かったので、全数は不明ですが、70位は居そうです。
ヤゴの餌は何かと考えると、分かりません・・・メダカ?
以前見かけたミズムシは今回2~3匹しか居ませんでした。
大きなヤゴはメダカもターゲットでしょうが・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水を注入している動画はコチラで・・・・
満水になる少し前の状態です。
ただ水が流れているだけの動画です。
- 関連記事
-